洒落、洗練といった都会のセンスを身につけきる前の、晴れがましさと不安が、今の彼女には同居している。さつきちゃんには、はにかみがある。照れながら、彼女は一枚一枚、着ているものを脱いでハダカを撮らせてくれた。それはどこか脱皮を思わせた。こうやって、ひとりの女のコは東京人になっていくのかな、なんてね。自信のある・なしのブレンドが、彼女の魅力をつくっていたのと同時に、まだ浅い経験ゆえの性行為に対する初々しさと、慣れていないからこそ強い好奇心が、ベッドの上で絶妙のバランスだった。それは固く勃ったアレに、ほほを紅潮させながら、おそるおそる手を伸ばし、だけど、ガマン汁をチュッと吸ってみせた彼女の仕草に、よく表われていた。でも、最後、恥ずかしながらも自らあそこをひろげ受け入れていた。
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