父の再婚と同じタイミングで寮制の学校に入って3年、卒業を間近に控えたハジメ。義母・美花に芽生えた淡い想いも学生生活を経て完全に消えたと思っていたが…。そして卒業式当日、笑顔で駆けよってくる美花を見て、再び彼女への恋心が湧きあがるのを自覚するのだった。2人きりの卒業祝いに心躍らせるハジメは、無防備な美花への邪な欲望を必死で抑えつつ、ホテルまで送るのだが「大人になったハジメ君へのプレゼント」と彼女は優しく口づけを…。そして彼はまた一つ大人の階段を上るのだった―。
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