義父が突然倒れた。のぞみにとってはどうでもいい義父だったが、深刻な病を背負い、病床につく義父を見ているといつしか愛しく思えるようになった。しかし、母はそんな義父に十分な介護などせず、それどころか暴言を吐き続けた。ある日、のぞみが学校から帰ると母は男を連れ込んでいた。のぞみはその男に母をどこか遠くへ連れて行って欲しいと頼むのだが…。
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義父が突然倒れた。のぞみにとってはどうでもいい義父だったが、深刻な病を背負い、病床につく義父を見ているといつしか愛しく思えるようになった。しかし、母はそんな義父に十分な介護などせず、それどころか暴言を吐き続けた。ある日、のぞみが学校から帰ると母は男を連れ込んでいた。のぞみはその男に母をどこか遠くへ連れて行って欲しいと頼むのだが…。